注目の分散型金融(DeFi)アルトコインAkash Network (AKT)は、プロジェクトが新しい決済機能のテストネットを立ち上げる中、今週仮想通貨市場全体を上回っている。

注目のDeFi仮想通貨AKT、テストネットの新機能展開で102%上昇

新しい発表の中で、クラウドに特化したDeFiプロトコルAkash Network (AKT)は、トレーダーがCircleのステーブルコインであるUSD Coin (USDC)を使用して支払いを決済することを可能にするStable Payments機能のテストネットをロールアウトしたと述べている。

Akash NetworkのクリエーターであるOverclocked Labsは次のように述べている。

「AkashのStable Paymentsは、最初のテストに成功した。AKT 2.0のこの重要な機能により、ユーザーはUSDCでデプロイメントを決済できるようになる。現在、公開テストネットで稼動しており、近々予定されているAkash GPU (Graphics Processing Unit) メインネットのアップグレードに含まれる予定だ。」

新機能のニュースはAKTを急騰させ、デジタル資産は8月6日の0.577ドル(約83円)から8月11日のピーク1.17ドル(約169円)まで、102%以上の上昇となった。

このアルトコインは本稿執筆時点では1.12ドル(約162円)で取引されている。

CircleのCEO、ジェレミー・アレア氏は、Akash Networkとのコラボレーションを賞賛し、このパートナーシップをグローバルに利用可能な決済通貨を持つ分散型クラウドインフラストラクチャと表現した。

Overclock LabsのCFOであるチェン・ワン氏によると、Akash NetworkにUSDCを追加することで、プロトコル上でサポートされている唯一の支払い形式としてAKTしかないことに関連する問題を軽減することができる。

その問題とは、価格の安定性の欠如や、ユーザーがAKTを取得するためのプロセスなどであるという。

機械学習と人工知能(AI)にも注力するAKTは、5月にテストネットでAIテストを開始し、当時は仮想通貨の価格上昇も引き起こした。

\無料アプリを使って/

仮想通貨のニュースを逃さずチェック