欧州委員会がブロックチェーン企業Protokolと提携、学歴・職業資格の検証プロセスに変革

欧州委員会が、各国にわたる学歴及び職業資格の検証プロセスを変革するために、ブロックチェーン技術の導入に向けて前進している。

この目標を達成するための取り組みとして、EUが資金提供する EBSI Vectorプロジェクトは、ブロックチェーンソリューションプロバイダーであるProtokolと提携がなされた。

この提携は、資格情報検証ソリューションの開発においてブロックチェーン技術を活用することを目的としている。その目標は、EU国民がさまざまな国で教育及び職業上の資格を認められ、受け入れられるようにするプロセスを簡素化することにある。

Protokol CEOのLars Rensing氏によると、EBSI Vectorとの協業の目的は「欧州連合だけでなくその国境を越えた広範なアプリケーション向けに、オープンで安全かつ分散化されたデジタル インフラストラクチャを確立すること」にあるという。

同氏は以下のように説明している。

「我々はブロックチェーンとWeb3テクノロジーには、幅広い業界を変革し、将来に備えさせる大きな可能性があると信じています。」

発表では、プロジェクトの範囲は資格証明の検証を超えて拡大すると述べられている。

「EUeID」など他のEUの取り組みを組み込んで、個人と組織間のシームレスなやり取りを促進する追加のソリューションを開発することを目指している。

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この記事は「EU Commission Partners With Blockchain Platform Protokol For Digital Educational Credential Project」を参考にしています。