ビットコインブロックチェーンの平均取引手数料は、5月8日に送金あたり30ドル（約4200円）を超えて以来減少しているが、承認待ちの保留取引はまだ25万7000件以上ある。

未承認取引の滞留を解消するためには、ビットコインマイナーが約188ブロック、0.343ギガバイトを採掘する必要がある。

ビットコインの未承認取引解消には188ブロックが必要

本稿執筆時点では、保留中のビットコイン送金が多く残っている。

平均的なブロック間隔を1ブロック10分とすると、この滞留を解消するには約1.30日必要だ。

しかし、未確認のビットコイン取引の数が50万件を超えた2023年5月7日と8日以降、バックログのかなりの部分が解決されている。

bitinfocharts.comのデータによると、5月8日、平均取引手数料は取引あたり31ドル（4340約円）に急騰した。

2023年6月4日現在、平均取引手数料は0.00012BTCまたは3.15ドル（約440円）となっている。

同サイトの取引手数料の中央値は0.000053BTC、1取引あたり1.44ドル（約201円）である。

2023年6月4日午後3時51分（東部標準時）現在、mempool.spaceの統計によると、確認を待っている保留中の取引は約257,141件ある。

このバックログの大部分に対処するためには、約188ブロックの採掘に成功する必要がある。

平均的な送金手数料を比較すると、ビットコインはイーサリアムのネットワーク手数料を上回っており、データによると、ETHの平均送金手数料は0.0029ETH、トランザクションあたり5.46ドル（約764円）になる。

ビットコインは5月1日に1日あたり682,000件以上の取引記録を達成したが、イーサリアムはこれを上回る930,000～100万件の取引を毎日クリアしている。

＼無料アプリを使って／

仮想通貨のニュースを逃さずチェック