デジタル資産管理会社CoinSharesは、仮想通貨が5週連続で流出を記録していることから、機関投資家は引き続き市場に慎重であると述べている。
CoinSharesは、最新のデジタル資産ファンドフローウィークリーレポートで、機関投資家が先週、3200万ドル(約44億円)の仮想通貨を売却し、5週連続の流出があったことを明らかにしている。
「デジタル資産投資商品は、合計3200万ドルの流出があり、5週連続で合計2億3200万ドル(約317億円)(運用資産総額の0.7%)の流出があったことを示した。この週の取引高は9億ドル(約1241億円)で、今年の平均を40%下回った。市場全体の出来高は、2020年後半以来の低水準となる200億ドル(約2兆7580億円)を記録した。」
CoinSharesによると、ビットコイン(BTC)は、流出の矛先を向けられ、合計3300万ドル(約45億円)を記録している。
「ビットコインの3,300万ドルの資金流出は、過去5週間に渡ってそうであったように、ネガティブな感情の大部分を占めている。ショートビットコインも、この週は130万ドル(約2億円)の小規模な流出となった。これらの投資商品の流出を合わせると、過去5週間で2億3500万ドル(約324億円)の流出となる。」
主要なスマートコントラクトプラットフォームであるイーサリアム(ETH)がわずかな資金流出に見舞われた一方で、他のアルトコイン商品は良い結果になった。
複数の仮想通貨に投資するマルチアセット投資商品は、160万ドル(約2億円)の資金流入があった。
一方、アバランチ(AVAX)、ライトコイン(LTC)、XRPの商品は、それぞれ100万ドル未満の資金流入を記録した。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer