米国のトップ仮想通貨取引所コインベースは、新しいレイヤー1ブロックチェーンSui Network(SUI)を上場ロードマップに追加した。
Sui Networkのメインネットは先週から稼働した。
このプロジェクトには100億のSUIトークンの総供給量があるが、そのうちの5.28%だけが初期流通供給に割り当てられ、リテール取引に利用できるようになった。
新しいレイヤー1ブロックチェーンSui NetworkはAptos(APT)の競合であり、Metaのデジタル資産開発の試みのために開発されたのと同じコーディング言語Moveを使用している。
Sui Networkは、delegated proof-of-stake (dPOS)コンセンサスメカニズムで動作し、低レイテンシーと高スループットを提供することを目指している。
このプロジェクトの開発に携わったMysten Labsは、昨年末に20億ドル(約2700億円)の評価額で3億ドル(約405億円)を調達した。
バイナンスは先週、LaunchpoolプラットフォームでSUIのサポートを展開し、同取引所のユーザーはTrue USD(TUSD)かBinance Coin(BNB )をステークしてSUIトークンを受け取れることになった。
コインベースの顧客は、同取引所がSUIの上場を完了した場合、バイナンスに追随できる可能性がある。
Asset added to the roadmap today: Sui (SUI) https://t.co/rRB9d3hSr2
— Coinbase Assets 🛡️ (@CoinbaseAssets) May 8, 2023
コインベースは昨年、透明性を高め、新しい取引サポートの発表を前倒しする可能性を減らすために、上場ロードマップを作成している。
SUIは、執筆時点で1.14ドル(約154円)で取引されている。
時価総額で76位の仮想通貨は、過去24時間で0.92%、5月3日の発売以来12%以上減少している。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer