ソラナ(SOL)エコシステムの代表的なセルフ・カストディ・ウォレットであるPhantomが、イーサリアム(ETH)とポリゴン(MATIC)チェーンへの対応を拡大すると報じられている。

Phantom、イーサリアムとポリゴンへの拡張でマルチチェーン化へ

PhantomはiOSとAndroidデバイスの両方で5月1日からイーサリアムとポリゴンブロックチェーンをサポートする予定であると発表した。

「Phantomのマルチチェーンは、MetaMaskがあるところならどこでも利用できるようになった。」

TechCrunchによると、この拡張により、Phantomユーザーは、DApps(分散型アプリケーション)や、BlurやOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスサイト間を移動する機能を自動的に持つようになる。

また、MetaMaskから資産をインポートすることも可能だ。

PhantomのCEO兼共同設立者であるブランドン・ミルマン氏は、MetaMaskが1つしか保持できないのに対し、Phantomは複数のシードフレーズを保持できる能力を備えていると述べている。

安全機能を追加

また、ミルマン氏によると、Phantomは複数のブロックチェーンのサポートを開始するにあたり、ウォレットに送信されるスパムを隠すことによるフィッシング対策や、オンラインでウェブサイトを閲覧する際に潜在的な脅威について警告するなどの新しい安全機能をPhantomに追加している。

「あるウェブサイトにアクセスすると、Phantomから離れるという警告を出し、悪意のあるウェブサイトであることが理解できれば、先手を打ってブロックする。また、フィッシングに遭うケースも想定されるが、カスタマーサポートチームは基本的に24時間365日体制で、交換のサポートや自治体のディレクトリなど、ルート探索のためのサポートを提供している。」

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