カナダのオンタリオ州教職員年金基金(OTPP)が仮想通貨への投資を控えることを発表した。
同基金は以前にFTXに投資したものの、破綻によって評価額がゼロになったという経緯がある。

カナダの年金基金が仮想通貨投資を回避へ

約1900億ドル(約25.4兆円)を運用しているカナダのオンタリオ州教職員年金基金(OTPP)が、今後の仮想通貨投資を控えることをFinancial Timesでのインタビューで語っている。
OTPPは2021年10月にFTXと米国法人のFTX.USに7500万ドル(約100.5億円)を投資し、2022年1月には、FTX.USに2000万ドル(約26.8億円)の追加投資を行った。
しかしその後、FTXが破綻したことでこの評価額はゼロになってしまった。
同基金の最高経営責任者であるJo Taylor氏は、この破綻によって引き起こされた損失のため別の仮想通貨投資に急ぐのは賢明ではないと述べている。

私たちはこの投資からいくつかの学びを得て、メンバーからのフィードバックも行いました。
彼らの損失は遺憾です。

OTPPによるとFTXでの損失は総資産の0.05%未満であり、基金としての打撃は軽微だとしている。
なお、カナダの基金ではケベック州貯蓄投資公庫も昨年のセルシウス破綻によって1.5億ドル(約201億円)の損失を計上している。

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この記事はCryptoPotatoの「Canada’s Largest Pension Fund to Stay Away From Crypto After Writing off FTX Investment」を参考にして作られています。