Trezor Model Tのユーザーは、ビットコインで購入や寄付などの取引を行う際に、取引履歴や残高を非表示にできるようになった。
仮想通貨ハードウェアウォレット企業のTrezorは、プライバシーに特化したWasabi Walletとの協業により、ビットコイン取引のプライバシーを拡大している。
Trezorは、同社のハードウェアウォレットにプライバシーを保護するCoinJoin機能を展開し、ユーザーがビットコイン取引のプライバシーとセキュリティを強化できるようになった。
19日の発表でTrezor社は、同社のTrezor Model Tウォレットで新機能が直ちに稼働していることに言及している。
同社は近い将来、同社初のハードウェアウォレットである「Model One」でもCoinJoinオプションを有効にする予定だ。
CoinJoinは、ビットコイン取引を匿名化するために使用されるプロセスで、ユーザーが自分のBTCを大規模な共同転送の一部として送信し、取引履歴を難読化することができる。
この方法は、2013年8月に元Bitcoinコア開発者のGregory Maxwell氏によって導入され、より個人的にBTC取引を送信するオプションを提供している。
TrezorとWasabiの新しいコラボレーションは、同社のウォレットでCoinJoinオプションを有効にし、ユーザーがビットコインで購入、寄付、その他の取引を行う際に取引と残高を隠すことができるようになる。
プライバシーを最大限に守るため、TrezorのCoinJoin機能では、匿名通信プロトコルであるTorを許可するようユーザーに促している。
"Trezor "のCoinJoinはオプションであり、ユーザーはこの機能を使用したい場合、まず特定のCoinJoinアカウントにコインを送信する必要がある。
CoinJoinを使用しないことを選択した場合、ユーザーにとっては何も変わらない、とTrezorのビットコインアナリストであるジョセフ・テテック氏は語っている。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer