ビットコイン金融サービス提供企業Unchained が、シリーズBの資金調達ラウンドで6,000万ドルを調達した。
当該ラウンドは、Valor Equity Partnersによって主導され、その他の投資家には、NYDIG、Trammell Venture Partners、Ecliptic Capital、Highland Capital Partnersなどが含まれる。
シリーズBラウンドが完了すると、Unchainedのこれまでの資金調達総額は、合計で1 億1,500万ドルとなる。同社は、昨年秋に完了したTen31が率いるシリーズAエクステンションラウンドで 1,500万ドルを調達したことも併せて明らかにしている。
Unchainedとは、2016年に設立されたテキサス州オースティンに本拠を置く企業で、個人及び機関投資家のクライアントにビットコインの保管・貸付・取引サービスを提供している。
Unchainedは、顧客が秘密鍵のひとつを紛失した場合に会社のサポートで自己管理の利点を提供する「共同管理モデル」が、 FTXなどの中央集権型暗号プラットフォームの崩壊を見た過去数か月でのビジネスの成長に役立ったと分析している。
UnchainedのCEOを務めるJoe Kelly氏は、以下のようにコメントしている。
「私たちは、確かな実績と安全な保管モデルにより、ブランドと顧客基盤を成長させることができる強力な市場地位を有しています。」
今回新たに時間を調達したUnchainedは、当座預金口座やモバイルアプリケーションなどの新しい製品やサービスを立ち上げる予定であるという。
「ビットコインとテクノロジーのルーツに忠実であり続け、健全なお金と自己管理に基づいた未来の到来を加速するため、新しいビットコイナーと経験豊富なビットコイナーの両方を引き付け続けることを楽しみにしています。」
同氏によると、Unchainedは、今年中に四半期ごとに5~10人を採用することで、現在のチームを拡大することを目指しているといい、そのさらなる成長発展に期待が高まる。
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この記事は「Bitcoin financial services company Unchained raising $60 million in ongoing Series B funding」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta