英国の新イノベーション・技術関連当局がメタバースやWeb3.0戦略を推進する可能性

英国に新たに設立された科学・イノベーション・技術当局が、同国のメタバース及びWeb3.0戦略を推進することが明らかになった。

3月に発表された同国の2023年春季予算では、政府は「Web3.0またはメタバースとしても知られる Webテクノロジーの未来をリードしたい」と述べている。2月に設置された上記当局が、この作業を担当するという。

同局の仕事は、ブロックチェーンや仮想現実などの特定の技術に焦点を当てるのではなく、潜在的な経済成長の機会、メタバースや Web3.0などの概念に関連する投資、ビジネスモデル、規制対応への影響といった幅広い領域に焦点を当てる点にある。

この点に関連して、英国政府は、「量子コンピュータやスーパーコンピューティングから人工技術に至るまで、英国で最もエキサイティングな成長技術へのインフラストラクチャ、投資、スキルを後押しするために、その科学技術の枠組みが3億7,000万英国ポンド(4億6300万ドル)以上の新しい資金によって支えられる」と説明している。

以前には、リシ・スナク首相が同国を仮想通貨ハブに変えることを約束するなど、国内では仮想通貨ないしブロックチェーンに関する動きは加速しつつあるところ、引き続きその動向に注目していきたい。

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この記事は「Policy UK’s New Technology Department to Tackle Country’s Metaverse, Web3 Strategy」を参考にしています。