従業員や福利厚生を削減した後、仮想通貨取引所Huobiは2023年の第1四半期に3000万ドル(約40億円)の利益を上げたと報じられている。

Huobi、第1四半期に黒字に転換

仮想通貨取引所Huobi Globalの事実上のオーナーであるジャスティン・サン氏の4月10日のツイートによると、Huobiは2023年第1四半期に1億2000万ドル(約160億円)の支出に対し、1億5000万ドル(約200億円)の収入を得た。

その結果、3000万ドル(約40億円)の純利益を得ることに成功している。

この四半期に「コストを削減し、効率を高めるための多数の措置が取られた」と、サン氏は述べた。

2023年第2四半期については、純利益が1億1000万ドル(約150億円)になると予測した。

リストラや雇用手当の削減

Huobiは、2021年に中国本土のユーザーの離脱が始まるまで、取引量では最大の仮想通貨取引所の1つだった。

その後、その市場シェアは2020年の19%から2022年第4四半期には推定2.2%まで低下した。

Huobi Globalの「アドバイザー」であると主張するサン氏は、2022年11月、自身の団体About Capitalを通じて、同取引所の共同設立者から100%の株式を購入したと報道されている。

今年初め、Huobi Globalはリストラの一環として、従業員の20%を解雇し、雇用手当を削減したと報じられた。

3月10日には、同取引所のネイティブ・トークンであるHuobi Tokenが数時間で、価格が90%以上下落する暴落が発生し、大きな問題となった。

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