ビットコインの史上最高値の時に買った投資家は、売るタイミングを待っているとの見方もある。

流通しているビットコインの50％以上が2年間動いていない

仮想通貨分析プラットフォームGlassnodeがまとめたデータによると、流通しているビットコインの半数以上が2年間手を付けられていない。

4月10日、仮想通貨インフルエンサーのアンソニー・ポンプリアーノ氏は、ビットコインの流通量の53％が過去2年間、活動を停止していることを強調した。

ポンプリアーノ氏は、Glassnodeが公表したデータを引用し、このデータプラットフォームが追跡するこの特定の指標について、過去最高を更新したと指摘した。

さらに、5年、10年間動いていないビットコインなど、他の指標についても指摘した。

データによると、ビットコインの流通量の29%近くが過去5年間動いていない。これは560万以上のBTCに相当する。

また、約270万BTCは、10年間手を付けられていない。

ポンプリアーノ氏は、これらのビットコインは失われる可能性があるか、"世界で最も規律正しい投資家 "の手中にあるとコメントしている。

売却のタイミングを待っている可能性も

一部のコミュニティメンバーは、このデータは、保有者がBTCが史上最高値の時に購入し、売却のタイミングを待っていることを意味すると考えている。

CoinGeckoによると、2021年4月10日、BTCは6万ドル（約790万円）以上で取引されていた。

一方、「ビットコイン」というキーワードは最近、米国で最も人気のある検索キーワードのトップになり、米国人が最近ビットコインに興味を持っていることが明らかになった。

ビットコインに対するアメリカ人の検索関心の高まりは、米国連邦準備制度理事会（FRB）によるFedNow決済システムの開始を認める発表に続くものである。

16日、米国政府は、即時決済プラットフォームが7月に開始されると発表した。

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