2022年、米国では仮想通貨業界に関連する商標出願が大幅に成長した。しかし、今年に入り、その数は現時点では減少傾向にある。
2023年第1四半期、米国での仮想通貨関連の商標出願は559件であった。これは、2022年第1四半期に記録された1,649件から約66.1%の減少に相当する。
さらにこれらの数値を分析すると、当該商標出願は、2023年1月に196件、2月に160件、3月に203件となっている。
これと同時に、メタバース及びNFTに関連する商標出願の件数も同様に減少を記録している。
具体的には、2022年第1四半期には、1,819件の出願があったのに対し、2023年には835 件にとどまっている。これは、前年比45%の減少に相当する。
また、NFT関連の商標については、2022年の同期間で2,530件確認されたのに対し、2023年は885件にとどまっている。
それでも、OpenAIのテキストベースプラットフォームChatGPTの人気によって引き起こされたAIへの関心の高まりを考慮すると、メタバース領域に対する世界的なの関心が失われる可能性は小さいとみられている。
実際、Metaの最高技術責任者であるAndrew Bosworth氏は先日、メタバース計画を開発するためにAI領域にに多額の投資を行っていることを明かしている。
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この記事は「Crypto-related US trademark filings nosedive in 2023」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta