仮想通貨デリバティブプラットフォームDeribitの親会社であるSentilliaが、オランダに本拠を置く仮想通貨取引所Finstへの400万ユーロ(=440 万ドル)のシード資金調達ラウンドを主導したことが明らかになった。
当該資金調達ラウンドに係る資金は、Finstの製品範囲を拡大し、国際的な拡大計画を推進するために使用される予定であるという。
同社は、声明にて「Finstが計画している商品の中には、個人投資家の仮想通貨市場へのアクセスを「根本的に簡素化することを目的」としたものがある」と報告している。
Finstの取引所部門は今年初めに開始され、オランダ中央銀行に登録されている他の取引所よりも平均82%安い手数料で仮想通貨取引に係るサービスを提供することで、オランダにおいて急速な成長を続けてきた。
一方、Deribitは、デイリー取引高は7億 5000万ドルを超える世界最大級の仮想通貨デリバティブプラットフォームのひとつである。Deribit は、大衆市場のトレーダーや投資家にアピールすることを目指して、初期段階にある仮想通貨取引プラットフォームを支援している。
今回の動きに関して、Finstの共同創業者であり現CEOのJulien Vallet氏は、以下のようにコメントしている。
「ヨーロッパは、非常に安全で完全に透明な一流の仮想通貨取引所を必要としています。世界最大の仮想通貨デリバティブ取引所のひとつを株主とすることで、私たちの野望の達成に一歩近づくことができます。」
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この記事は「Deribit Parent Company Leads $4.4M Seed Funding Round Into Dutch Crypto Exchange Finst」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta