分散型マルチチェーンデジタルウォレットソリューションのBitKeep Walletは、4月時点で1000万ユーザーを突破したことを発表した。
ユーザーの急増は、アービトラムや Sui などの人気ブロックチェーンとのキャンペーンがいくつか成功したことに起因していると考えられる。
BitKeep Walletが1000万ユーザーを達成し、3月には、56万人以上の新規ユーザーの獲得に成功したと発表している。
BitKeepのArbitrumキャンペーンでは、ARBKのローンチが成功した。
このネイティブトークンは708,800件のオンチェーン取引を記録し、キャンペーン関連のタスクやアクティビティに参加した10万人以上のユーザーにエアドロップされた。
キャンペーン期間中、ARBKはアービトラムチェーンの公式ネイティブトークンであるARBと交換可能で、アービトラムのエコシステム人気チャートでは、トークン保有アドレスが15万件、取引量が33万件で1位となった。
BitKeepの最近の成功を受け、仮想通貨デリバティブ取引所Bitgetは、同プラットフォームに3,000万ドル(約40億円)を投資した。
投資の結果、BitKeepはBitget Walletとして再ブランド化されるが、運営面でも構造面でも独立した事業体として機能し続ける予定である。
BitKeepは、移行プロセスにおいて既存のBitKeeperとBKBホルダーの権利と利益を保護しながら、エコシステムと独立したトークノミクスの構築に注力する予定だ。
Goodbye, #BitKeep💜
— BitKeep Wallet (@BitKeepOS) March 29, 2023
Hello, #BitgetWallet 💙
The moment has arrived 🎉 After accepting a $30M investment from @bitgetglobal, we are revamping the brand, restructuring the management team and strengthening the overall security system.
Check our evolution #roadmap here👇
1/10 pic.twitter.com/CFSxOnnKjR
BitKeepは、OptimismとConflux Spaceの新しいクロスチェーン・サポート、Swappi、Camelot、WOO Networkの分散型交換集約サポートを導入し、スワップ機能の拡大を続ける方針だ。
また、BitKeepは、MPC(multi-party computation)やAA(account abstraction)の開発を計画しており、製品群の強化も視野に入れている。
さらに、Web3 DID(分散型アイデンティティ)関連の機能開発を進めており、zk-Rollupエコシステムのサポートを拡張していることを明らかにした。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer