ラテンアメリカ最大級のe-コマース企業Mercado Libre、仮想通貨取引サービスをチリに拡大

ラテンアメリカ最大級のe-コマース企業Mercado Libreが、デジタルウォレットMercado Pagoを通じて、仮想通貨取引をチリにも拡大したことを発表した。

Mercado Libreのフィンテック・バーティカル・ディレクターを務めるオスバルド・ギメネス氏によると、「チリのMercado Pagoのユーザーは、ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)を、最低50チリ・ペソ(=約6セント相当)で取引できるようになった」という。

Mercado Pagoは、ラテンアメリカの仮想通貨会社Ripioと提携して取引機能を提供している。同社は以前、202112月にブラジルで仮想通貨取引を有効にし、昨年にはメキシコで同等のサービスを開始している。

Gimenezによると、202112月以降、ブラジルのMercado Pago200万人以上のユーザーが仮想通貨を取引しており、メキシコでその機能が開始されてから最初の1か月で 150,000人以上が取引を行っているという。

今回の取り組みについて、チリのMercado Pagoのシニアディレクターであるマティアス・スパギ氏は、以下のようにコメントしている。

「仮想通貨ビジネスに参入することは、チリとラテンアメリカで金融サービスへのアクセスを変革し、拡大し続けるためのひとつのステップです。(中略) この新しいサービスを通じて、私たちは何百万人ものチリ人に教育的、安全、そしてシンプルな方法で仮想通貨の世界へのアクセスを提供し、より大きな金融包摂を生み出すことを目指していきます。」

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この記事は「Latin American E-Commerce Giant Mercado Libre Expands Crypto Trading to Chile」を参考にしています。