ベネズエラ各州でマイニング施設が閉鎖、一部仮想通貨取引所は一時的に業務停止へ

ベネズエラのエネルギー供給業者が、同国の石油会社PDVSAが関与する進行中の汚職調査の一環として、全国の仮想通貨マイニング施設を閉鎖したことを報告した。

ベネズエラ仮想通貨協会の報告によると、過去数日間にわたって、ララ、カラボボ、ボリバルの各州でマイニング施設が閉鎖されたという。また、一部の仮想通貨取引所は業務停止を命じられたという。なお、現時点では影響を受けた仮想通貨企業の数は不明である。

ベネズエラの司法長官は、「政府当局者が国家仮想通貨部門の支援を受けて並行して石油事業を行っていた」ことを報告。その他、以下のように説明されている。

「このネットワークは、商業企業の集合体を使用して、仮想通貨資産、個人及び不動産の取得による販売から得た資本を正当化しました。」

上記事案に関連してすでに少なくとも10人が逮捕されたとみられている。その中には2018年の創設以来仮想通貨部門を率い、仮想通貨税規則と国の仮想通貨であるペトロを監督していたJoselit Ramirez Camachoが含まれる。

先日、ベネズエラ政府は、仮想通貨部門の再編成を発表するなど、仮想通貨に関する動きが顕著であるところ、引き続きその動向に注意を払っていきたい。

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この記事は「Venezuela shuts down crypto mining facilities, exchanges amid corruption probe」を参考にしています。