ドイツ証券管理大手dwpbankの1,200超の提携銀行、ビットコイン(BTC)取引の提供可能に

530万を超える証券口座を管理するドイツの証券処理大手Deutsche WertpapierService Bank AG(dwpbank)が、1,200を超える提携銀行がビットコイン(BTC)取引を小売顧客に提供できるようにするための新たなプラットフォーム「wpNex」を立ち上げることを発表した。

3月22日に公開されたプレスリリースによると、wpNexプラットフォームを介して、仮想通貨取引を顧客のオンラインバンキングにエクスペリエンスにシームレスに統合できる。さらに、顧客は事前の資金調達を必要とせずに、従来の証券と一緒に仮想通貨の保有状況を確認することも可能となる。

ファイナンシャルプランニング アドバイザリー企業のMLP Banking AGは、この機会を利用して、仮想通貨取引を顧客に提供する最初の企業となった。MLP Bankingの口座及び証券決済責任者である Paul Utzat 氏は、このサービスは「今年の下半期には、すべての個人顧客が利用できるようになる」と述べている。

また、DZ銀行は年末までに顧客にビットコインオプションを提供する予定だ。同社は、約8,500の支店を持ち、資産規模においてドイツで2番目に大きい銀行であるため、ドイツでビットコインを確立する上でこれは重要な一歩であるといえる。

Dwpbankの動きは、他のドイツの銀行や金融機関に対し、仮想通貨の取引や投資への便利なアクセスに対する需要の高まりに関する対応について大きな影響を及ぼす可能性がある。

実際、今回の動きに関して、USDCの発行元であるcircle社の戦略及び政策ディレクターを務めるパトリック・ハンセンも、「ビットコインの採用にとって素晴らしいニュース」であると述べるなど、その動きは業界著名人らからも注目を集めているところ、引き続きその動向に期待が高まる。

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この記事は「Over 1,200 German banks can now offer Bitcoin trading to their retail customers」を参考にしています。