元ベルギー財務大臣で現欧州議会議員のJohan Van Overtveldt氏が仮想通貨の禁止について言及している。
同氏は政府が麻薬を禁止するなら仮想通貨も禁止するべきだと述べている。

欧州議会議員が仮想通貨の禁止を呼びかける

欧州議会議員のJohan Van Overtveldt氏が、最近の銀行セクターの混乱の中で仮想通貨の全面禁止を促している。
同氏は2014年から2018年までベルギーの財務大臣を務め、2019年から欧州議会議員として経済通貨問題委員会に出席している。
今回Overtveldt氏は、仮想通貨を投機的で価値のないものとして禁止することが必要であるとツイートしている。

今回の銀行騒動から学ぶべきもう一つの教訓。
仮想通貨を厳しく禁止すること。投機的な毒物であり、経済的、社会的な付加価値はまったくない。
政府が麻薬を禁止するならば、仮想通貨も禁止すべきです。

シルバーゲート銀行とシリコンバレー銀行の経営難が発端となった金融システム不安は欧州市場にも広がり、クレディ・スイスなどの銀行株が史上最低水準まで急落する事態となっている。
同氏は分散型台帳の技術は生産性を高める巨大な可能性を持っているが、仮想通貨を通じて金融に参入する投機的プロジェクトの多くは、消費者を損害を与える傾向にあると警告している。
EUではMiCAなどの仮想通貨に対しての規制の議論が続いており、来月にはデジタルウォレットプロバイダーと取引所に対しての規制について投票が行われる予定となっている。

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この記事はCryptoSlateの「Belgian foreign minister calls for crypto ban」を参考にして作られています。