カルダノDeFiスペースのTVLが2倍以上に伸びる、仮想通貨ADA価格の大幅上昇などが要因か

カルダノの分散型金融(DeFi)スペースでロックされた合計値(TVL)が、2023年これまでに2倍以上となり、ネットワーク上のDeFiプロトコルでロックされたADAの価値が1億ドルを超えていることが明らかになった。

DeFiに関するデータ分析を行うDefiLlamaのデータによると、カルダノネットワークでロックされた総額は、2023年に約4,900万ドルで始まり、現在では1億400万ドル近くまで急増しているという。一連の上昇は、ADA価格の大幅な上昇、すなわち、年初時点で約0.25ドルであったADA価格が、現在では約0.39ドルにまで上昇したことに起因しているとみられている。

また、ネットワーク上でロックされたADAの量は、カルダノを活用したアルゴリズムステーブルコインDjed(DJED)の発売直後に爆発的な増加を記録した。これは、カルダノの開発の背後にある会社であるIOGがステーブルコインを設計し、COTIグループが発行を担当しており、20219月に発表されたのち、今月初めにローンチされた。DJEDの準備率はローンチ直後に600%を超え、投資家は3,000万ドル以上のADAを基本準備金に移動させている。

Cardanoに展開されたスマートコントラクト数が5,000を超えた時点で、ロックされた合計値の増加傾向が強まっている。カルダノは、当時1 か月で約100ものスマートコントラクトを追加した後、昨年8月に3,000のスマートコントラクトのマークを超えていた。

カルダノでロックされた合計値で主要なDeFiプロトコルは、分散型取引所Minswapである。このロックされた合計値は3,430万ドルとなっており、これにWingRidersが続いている。

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この記事は「$ADA: Cardano’s DeFi Total Value Locked More Than Doubled So Far This Year, Data Shows」を参考にしています。