仮想通貨取引所Huobiで最近ローンチされたアルトコインFTX Users' Debt(FUD)は、指数関数的に上昇している。
トロン(TRX)をベースにし、Huobiに初めて上場したFTX Users' Debt(FUD)は、崩壊した仮想通貨取引所FTXで資金を失った人々の負債を担保に、その価値を維持することを目指している。
このトークンは、FTXと直接の関係を持たない組織であるDebtDAOによって発行されている。
FUDは1ドルの負債を表すもので、初期供給数は2000万トークンだった。
Tronの創設者でHuobiのアドバイザーであるジャスティン・サン氏は、FUDを「仮想通貨世界のすべての人に利益をもたらすように設定された」債券トークンであると説明した。
「FUDトークンは、債権者に新しいレベルの流動性を提供し、彼らがオープン市場でFTX債務を取引することを可能にする。これにより、彼らは資産に対するより大きなコントロールを得ることができ、投資のための新しい機会を開くことができる。」
Exciting news for the crypto community! @HuobiGlobal has listed @FTX_Official Users' Debt Token (FUD). This bond token represents the top quality FTX debt asset and is set to benefit everyone in the crypto world. Stop FUD and trade FUD on @HuobiGlobal! https://t.co/NXaOAr6HO5
— H.E. Justin Sun🇬🇩🇩🇲🔥₮ (@justinsuntron) February 5, 2023
Huobiのデータによると、ローンチ当日にFUDは0.50ドル(約66円)から、その後爆発的に上昇し、200ドル(約26,453円)まで上昇した。
本稿執筆時点では、66.90ドル(約8,848円)で取引されている。
FUDをDebtDAOが考える公正な価値に戻すため、サン氏は1800万トークンをバーンしたと発表し、トロン・ブロックチェーンからのデータを提供した。
「FUD(FTXユーザーの借金)の最初の総供給量は2,000万だった。そして、ユーザー加入の熱意が高かったため、オープン後のFUD価格は推奨価格を大きく上回った。DebtDAOは2月6日に提案を開始し、コミュニティと協議した結果、1800万FUDトークンを破棄することを決定した。破棄後は、発行総数が200万FUDとなり、当初の1FUD=1USD相当の請求権から、アーリーバードエアードロップ値が追加された1FUD=10USD相当の請求権に変わる。現在のFUDトークンの保有者は何もする必要がなく、FUDを保有するトークンの価値は10倍に評価される。」
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer