SlowMistが2022年ブロックチェーン攻撃に関する報告を実施=ハッキング303回で約37.8億ドルの損失

トップレベルのサイバーセキュリティ及びAMLチームでもある SlowMistが、Web3.0セグメントにおける攻撃、ハッキング、その他セキュリティインシデントに関する年次報告書を共有した。

報告によると、「2022年には主要スマートコントラクトプラットフォームで記録的な数の詐欺が発生した」という。
より具体的には、「303回のハッキング、数十億ドルの資金洗浄、376のステーブルコインアドレスの凍結」が行われたという。ハッキング回数は2021年の数値と比較して28.3%増加に相当する。また、これらの攻撃による損失の総額は 37億7,000万ドルを上回っている。

これに加え、SlowMistチームは、資産価格に基づく損失を算出した。損失数の最大規模の増加は、DeFi、クロスチェーン、NFTセグメントで記録された。その中でも特に、BNBスマートチェーン(BSC)が攻撃者の主な標的であったことも明らかになっている。

2022年、ブロックチェーンや仮想通貨に関連する犯罪件数や被害額が増加した。このような現状を改善すべく、世界各国各地域での法規制整備に期待がされるところ、引き続き各動向に注目していきたい。

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この記事は「$3.78 Billion Lost in 303 Hacks: SlowMist Releases Report on 2022 Blockchain Attacks」を参考にしています。