仮想通貨レンディングプラットフォームのNexoが、米国側の事業を「段階的に廃止」していることを明かした。
その理由として、Nexoは「米国の規制当局との交渉が行き詰まっていること」を挙げている。
特に同社は、州規制当局と連邦消費者金融保護局がNexoの「獲得」サービスを調査するため争っている点に注目している。
「このことは、先週に消費者金融保護局が決定した、当社のアーンインタレスト商品を調査する管轄権があると主張したことで明確になりました。SECと州規制当局は、同時に、証券は管轄権の対象であると主張しています。」
先週木曜日、消費者金融保護局は、Nexoが証券規制当局のみがその管轄権を有していると主張した後、Nexoからの製品調査を中止する請願を却下していた。
これに加え、Nexoは、以下のようにも説明した。
「我々が数か月間協力してきた多くの州証券規制当局が、事前の通知なしに我々に対して訴訟を提起しました。」
なお、ブルガリアで事業の主要部分を展開するNexo は、今年初めに米国からの新たなEarn預金に対する利息を支払わないことを発表している。
同社は、BlockFi、Celsius、Voyagerなどの競合他社が破産保護を申請しているため、昨今は改めてその動きに注目が集まっているところ、引き続き同社の動向を見守っていきたい。
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この記事は「Crypto lender Nexo says it's leaving the U.S., cites regulatory 'dead end'」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta