金融サービス企業Stripeが、Web3ビジネス向けのプロジェクトの立ち上げを発表した。
同社は仮想通貨関連の提携に関して熱心で、ブロックチェーン決済の主流化の鍵を握る企業のひとつだ。
アメリカとアイルランドに拠点を置く金融サービス企業であるStripeがこのほど、Web3ビジネス向けに、法定通貨から仮想通貨への支払いを容易にするプロジェクトのローンチを発表した。
1/ @Stripe debuted its fiat-to-crypto payments onramp — and 11 of the 16 projects in the program are built on Solana 💪@AudiusProject@xNFT_Backpack@FastAF@fractalwagmi@glowwallet@MagicEden@magic_labs@orca_so@ottrfinance@spotwallet@UltimateMoneyhttps://t.co/F8uNupoucQ
— Solana (@solana) December 1, 2022
「fiat-to-crypto on-ramp(法定通貨から仮想通貨への入り口)」と題されたこの新サービス最大の特徴は、分散型アプリ(dApp)、NFT、分散型取引所(DEX)プラットフォームに直接統合できる、カスタマイズ可能なウィジェットだ。
Stripeによると、このウィジェットはWeb3アプリケーションでの高速かつシームレスな仮想通貨の購入を促進することに特化しており、パーソナライズされたオンボーディング・サービスを提供するという。
また、多くの企業にとって悩みの種である、詐欺や本人確認(KYC)の問題に対応する機能も備えている。
Appleやウォルマートなどの業界大手のオンライン購入を管理するStripeが積極的に仮想通貨関連の技術を取り入れている事実は、ブロックチェーン決済の主流化を推し進める一因となる可能性がある。
この1年間、Stripeは仮想通貨関連企業との提携に力を注ぎ、67か国でデジタル資産クラスによる支払いを可能にした。
これにより多くの企業が、世界中の個人や組織に対して、USDCを利用した送金を簡単に行えるようになった。
今回発表された最新プロジェクトに関しては、すでに分散型音楽プラットフォームのAudiusが、これを導入している。
サービスがシステムに統合されたことで、ユーザーはクレジットカードを通じてAUDIOネイティブトークンを購入できるようになった。
Solanaベースの取引所Orcaも、Stripeウェジットの利用を開始した。
同取引所のユーザーは、法定通貨を使ってUSDCやソラナなどの仮想通貨を購入できる。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer