米裁判所、仮想通貨レンディングプラットフォームCelsiusの入札手続提案を承認

仮想通貨レンディングプラットフォームCelsiusが提案した入札手続につき、米裁判所がこれを承認したことが明らかになった。これにより、年末にかけての同社資産売却スケジュールが調整されることとなる。

より具体的な売却スケジュールとして、Celsiusは、小売及び機関投資家向けの融資ポートフォリオ、スワップサービス、ステーキングプラットフォーム、決済機能、分散型金融部門、その他現在もなお保有中である仮想通貨資産を含むリテールアセットビジネスへの入札を募る予定だという。さらに、マイニング事業を含む残資産についても入札を募る計画だ。

裁判所は、上記売却の関連日付及び期限を設定した上で、入札者の選択を許可したことに加え、売却レイアウトを設定し、裁判所及び債権者が行うべき売却命令をするよう指示する。当該命令は、最終入札の締め切りを1212日に設定しており、入札者等が確定すると、利害関係人による異議や売却注文に関連する議論のための売却ヒアリングが続く形となる。

今年8月、米連邦管財官事務所が、Celsiusの破産申請に関して、独立検査官を任命するよう求める書類を裁判所に提出したところ、同社は「独自プライバシーポリシーを遵守する」ことを理由に、これに反対する旨を表明していた。

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この記事は「Judge approves Celsius' schedule for a possible sale」を参考にしています。