ユスコ氏は仮想通貨が底打ちしたと指摘

ヘッジファンドのベテランであるマーク・ユスコ氏は、仮想通貨市場は底を打ち、現在は次の強気サイクルの軌道に乗っている主張している。

「私は実際に仮想通貨の冬が終わったと信じている。仮想通貨の春が来たと思う。私たちは底を見たと思っている。だからといって、底をもう一度試す可能性がないとは言えない。しかし、ビットコインのレバレッジが解消され、マージに関する噂を買って、ニュースを売るような動きが出てきている。マージが起これば、急にみんながイーサリアムを買うようになると思っていた人がたくさんいたのだろう。」

金利上昇の影響は?

ユスコ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを続けることを決定したとしても、景気後退が世界各国を直撃しているため、世界経済への影響は限定的であると述べている。

「私の個人的な考えでは、我々は景気後退に陥っている。これは2001年型の浅い不況であり、恐慌ではない。FRBは締め付けすぎて状況を悪化させる可能性があると思う。ただし、ここで問題なのは、FRBが何回引き上げたらウクライナから出荷される小麦の価格が変わるのか、ということだ。これは何か関係あるか?何の関係もないのだ。」

さらにユスコ氏は続ける。

「何回利上げをしたら、ロシアからヨーロッパへの天然ガスの価格が変わるのか?関係ない、50回値上げしても、ガスの値段は変わらない。彼らはガス価格を下げるつもりはないだろう。何回利上げをしたら、中国のゼロ・コロナ政策が変わり、サプライチェーンが整備されて、実際に車を下取りに出して新しいキアを買えるようになるのだろうか?」

ユスコ氏は、FRBが金利に関する現在のスタンスから転換した場合、その動きは仮想通貨にとって強気になる可能性があると指摘した。

「私たちは不況に陥っていると思う。そのため、FRBは金利を引き下げるだろう。彼らが反転したとき、ショートが焦げ付くほどの上昇となる可能性がある。」

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