個人の仮想通貨利用ケースが多い国ランキング、1位は昨年に引き続きベトナムに

仮想通貨・ブロックチェーンに関する分析を行うChainalysisがレポート「The 2022 Global Crypto Adoption Index」を公開し、個人の仮想通貨を利用ケースが多い国として、ベトナムが世界トップであることを報告した。

Chainalysisのレポート「The 2022 Global Crypto Adoption Index」とは、独自の仮想通貨採用指標を活用して、機関投資家ではなく国内における個人に焦点を当て、仮想通貨貯蓄量や取引量などを参考に、その利用ケースの増減を表したものである。

昨年の同ランキングでもベトナムが世界1位となっており、同国が世界的に仮想通貨の取引が盛んとなっていることが伺える。また、ベトナムに次いで、フィリピン、ウクライナがランクインしているほか、米国が5位、英国が17位に位置している。

今回の調査結果につき、Chainalysisは、世界各国の仮想通貨採用率の変化にも言及しつつ以下のように説明している。

「仮想通貨の世界的な採用率は、2019年半ばから一貫して成長した後、低下傾向にありました。(中略) しかし、大規模な長期仮想通貨保有者は、弱気市場を通じて保有し続けてきたので…、彼らのポートフォリオは価値を失いましたが、これらを未だ売却していないため、それらの損失はまだ確定していません。オンチェーン上のデータは、長期保有者が市場は回復すると楽観視しているため、市場のファンダメンタルズは比較的健全に保たれています。」

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この記事は「Vietnam Reaffirms Global Leadership in Crypto Adoption: Chainalysis」を参考にしています。