新しい調査によると、今年の急激な市場の落ち込みにもかかわらず、世界中の投資家は仮想通貨への信頼を持ち続けていることが示唆されている。

仮想通貨への信頼は揺るぎない

23カ国の28,000人以上の個人および機関投資家に調査を行ったBitstampの最新のCrypto Pulse調査によると、アメリカ大陸の圧倒的多数の国が仮想通貨に対する強い見通しを維持した。

調査では次のように報告している。

「カナダは、第2四半期に暗号通貨への信頼が第1四半期に比べて50%をわずかに下回った唯一の国だ。アメリカ大陸のその他の国では、仮想通貨への信頼が68%以上と高い水準を維持し、ブラジルは77%、チリは69%、メキシコは70%となった。米国は、第1四半期の61%から2四半期の73%と、信頼度が唯一最も高くなり、現在仮想通貨に投資していると答えた回答者は、前四半期比42%から61%へと増加した。」

また、ヨーロッパとアジア太平洋地域の投資家も、この仮想通貨に信頼を寄せていることが分かった。

調査によると、欧州の個人投資家は仮想通貨を信頼できるとする回答が54%から52%にわずかに減少し、アジア太平洋地域の機関投資家の66%はデジタル資産を顧客に勧めると回答している。

業界の回復力を裏付ける数字

この報告書によると、全体として、世界市場は今年の長く続いた仮想通貨弱気市場にほとんど動揺していないようだ。

「市場の下落傾向にもかかわらず、仮想通貨に対する世界の信頼は依然として揺るぎないという結果が出た。仮想通貨を信頼できると考える世界中の個人投資家の割合は、第1四半期の67%から第2四半期には65%へとわずかに減少した。機関投資家も同様に減少しており、第1四半期の70%に対し、依然として67%が仮想通貨を信頼できると考えている。第1四半期に仮想通貨の冬を迎えていたことを考えると、これらの数字は刺激的であり、業界の回復力を裏付けるものだ。」と、報告書は述べている。

仮想通貨への信頼は一部の地域でわずかに低下したが、投資家はこの時期を利用して、投資を増やしたり仮想通貨の知識を増やしたりしているようだ。

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