米ミネソタ州での仮想通貨採用が増加傾向

米ミネソタ州における仮想通貨採用ケースが増加傾向にある。

ミネソタ大学教授Vivian Fang氏によると、現在同州では衣服・食品等の購入に仮想通貨を使用することができるほか、Home Depot・Whole Foods・Starbucksなどで仮想通貨が採用されているという。

また、ミネソタ州では仮想通貨ATMの数も増加しつつある。
ATMプロバイダーとして著名な「Coin Cloud」は、159のATMを設置。ノースダコタ州やサウスダコタ州にもATMを設置し、仮想通貨実用化を促進する試みだ。

さらに、ミネソタ州を含む米国内複数の州において、500 以上のサイトでガソリンスタンド及びコンビニエンスストアを運営するKwik Tripが、大手ビットコインATMプロバイダー「Coinsource」と提携したことを発表している。

このような仮想通貨採用が進む現状について、前出のVivian Fang氏は、以下のように述べた。

仮想通貨ウォレットの運営者は銀行口座を必要としないため、銀行口座を保有しない市民にとって重要な市場です。(中略) 仮想通貨はクレジットスコアを必要としないため、より簡易的な代替手段を提供することに繋がります。」

同州では、仮想通貨に関する規制整備も推し進められており、ミネソタ州当局は投資家を保護するための措置を講じている。先日には、ミネソタ州商務省が31の州及び証券取引委員会とともに、未登録の利付商品を州市民に提供したとして1 億ドルの和解金を受け取ったことでも注目を集めていた。

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この記事は、「Minnesota Crypto Adoption on the Rise Despite Bear Market」を参考にしています。