著名な投資家であるジム・ロジャーズ氏が、今後さらなる「弱気市場」が到来する可能性があることを警告した。
多くの株式等の銘柄が90%下落し、投資家に大損害をもたらすという。
世界三大投資家とも称されるジム・ロジャーズが先週発表されたインタビューで、自身の「生涯最悪」となる弱気相場の到来を警告した。
現在の金融資産市場はすでに弱気な状態にあるが、ロジャーズ氏によると、最悪の事態はまだ来ていないという。
更に弱気な相場がやってくる……。次の相場は、私の生涯で最悪なものになるだろう。
世界金融危機が発生した2008年には「負債が多すぎるという問題があった」と説明したロジャーズ氏は、それ以降、世界中で負債がさらに増えてしまっている事実を強調した。
負債が、ああ、窓の外を見てくれ、負債がどこでも天井知らずに増えている。だから、次の弱気相場は恐ろしいものになるに違いない。
ロジャーズ氏によると、株価は最悪で90%下落する可能性があるという。
多くの株は70%、80%、90%下落するだろう。当然、それは起こる。ただ、いつかはわからない。
ロジャーズ氏はまた、米ドルの国際的な優位性が失われつつあるとの見方を改めて示し、「ウクライナとロシアの戦争がこれを加速した」と説明した。
米国政府が気に入らない相手からは「お金を取り上げる」ことがあるという事例が示されたことで、同盟国を含めた多くの国が米ドルの「代わりとなるもの」を探し始めたと同氏は主張している。
ロジャーズ氏はビットコメントについてもコメントし、ビットコインを全く購入していないことを認めた。
仮想通貨が通貨として成功すれば、政府が禁止に動くだろうという同氏の見解は、今も変わっていない。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer