証券規制当局事務局長が仮想通貨規制についてコメント

ナイジェリア証券規制当局のDayo Obisan事務局長が、同国は「デジタル資産分野でのルール作りや規制の面でアフリカをリードしている」とコメントした。世界的に見ても、ナイジェリアはこの分野に熱心に取り組んでいる国の一つである、と同氏は主張している。

Nairametricsに掲載されたコメントの中でObisan氏は、「ナイジェリア証券取引委員会(SEC)の目的は仮想通貨分野のプレーヤーが繁栄し、投資家を保護できるような運営環境を作ることである」と述べた。

SECのデジタル資産規制に関するObisan氏の発言は、同委員会が仮想通貨の使用と仮想資産サービスプロバイダー(VASP)の活動を管理するための新しい規則を発表してから、わずか2カ月余りでなされている。

今回の同氏の発言は、SECとナイジェリア中央銀行(CBN)のうち、どちらの機関が仮想通貨を規制すべきかについて議論がされている中での発言だった。ナイジェリアの仮想通貨業界では、この2つの規制当局が発表した一見矛盾する声明は「仮想通貨の規制に関して両者の意見が一致していないことを示唆している」と指摘する声もある。

Obisan氏は、それぞれの規制当局の役割を明確にすることで、この混乱に対処しようと試みている。

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この記事は、Bitcoin.comの「Nigeria Leads Africa in Regulating Digital Asset Space — Securities Regulator」を参考にして作成されています。