中国共産党の中央委員会が運営するメディア「経済日報」が、中国の投資家に仮想通貨関連のあらゆる投資を控えるように警告を発している。
同紙はビットコインの価値がさらに下がり、最終的に無価値になる可能性があると指摘している。
中国メディア「経済日報」はビットコインが下落している中で、最終的に価格が「ゼロに向かう」リスクに注意すべきであると述べている。
同紙はビットコインを禁止する法律などが広まれば、ビットコインの価値は無くなるとしている。
ビットコインはデジタルコードの羅列に過ぎず、そのリターンは主に安値買いと高値売りからもたらされる。
今後、投資家の信頼が崩れたり、主権国家がビットコインを違法と宣言したりすれば、全く価値のない元の状態に戻るだろう。
また、米国などの西側諸国では規制がないことで「操作と疑似技術の概念に満ちた」レバレッジの高い市場が形成され、ビットコインのボラティリティの一因となったと指摘している。
今回の共産党メディアからの警告は、違法としている全ての仮想通貨活動に対する政府のスタンスを反映している。
中国では2021年6月に国内のマイニングを禁止し、9月には、環境への影響やマネーロンダリングに使用する人々への懸念を理由に、仮想通貨を完全に非合法化している。
一方で、一部の投資家は仮想通貨禁止令をすり抜けて現在も活動を続けていることが知られている。
ウェブ解析会社SimilarWebのデータによると、大手仮想通貨取引所のOKXで中国からのアクセスが確認されているとのことだ。
この記事を読んだあなたへのおすすめ↓↓↓
トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!
この記事はFinbold.comの「China warns Bitcoin could ‘go to zero’ after crypto market crash」を参考にして作られています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 atsusi