Visaがラテンアメリカのスタートアップ企業と提携し、仮想通貨対応カードをローンチすることを発表。

仮想通貨の使用・購入がVisaカードでできるようになるほか、仮想通貨によるキャッシュバックを受けられるようになる。

Visa初のラテンアメリカ地域における仮想通貨対応カード

大手決済ブランドのVisaがこのほど発表したプレスリリースで、同社初のラテンアメリカ地域対応の仮想通貨対応カードが発行されることが明らかになった。

アルゼンチンのLemon CashやSatoshi Tango、ブラジルのCrypto.comやAlterbank、Zro bankなど、複数のフィンテック系スタートアップ企業と提携し、仮想通貨の使用・購入機能や仮想通貨キャッシュバック機能を提供していく予定だ。

Visaは世界的に仮想通貨への関心が高まり、導入事例も増えているとして、ラテンアメリカにおける仮想通貨関連の取り組みを強化していきたい考えで、同社のラテンアメリカとカリブ海地域における製品及びイノベーションSVPのロミーナ・セルツァー氏は、Visaの意図について次のように説明している。

この地域の多くの人々や企業が仮想通貨のイノベーションを受け入れている中、私たちVisaは、仮想通貨の供給が拡大し、広く受け入れられていくために必要な接続性や規模、セキュリティ、価値提案を提供する重要なパートナーになることを約束する。

Visaは仮想通貨に対する消費者の認識や利用状況についての調査を行っており、最新の調査では、調査回答者の3分の1が支払手段または投資手段として仮想通貨を利用した経験を持つことがわかっている。

また、仮想通貨を保有する回答者の約40%が、今後1年以内に仮想通貨を提供する銀行にメインバンクを切り替える予定であることも明らかになった。

Visaの仮想通貨に対する見解について、セルツァー氏は次のように述べている。

当社は、従来のビジネスとマネーの未来を繋ぐ架け橋となることを目指し、仮想通貨決済の主導者として、既存及び新規の顧客、そして地域の金融機関が、決済業界で起きているこの革命的な変化の恩恵を受け、より良い方向に進めるよう支援していく。

\無料アプリを使って/

仮想通貨のニュースを逃さずチェック