メタ社(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグCEOが、アバター用のデジタルファッションストアを立ち上げると語っている。
同社はそれに伴い、プラダ、バレンシアガ、トム・ブラウンといったハイブランドと提携することを発表した。

アバター用のファッションストアを立ち上げへ

メタ・プラットフォームズ社(旧フェイスブック)が、デジタルファッションマーケットプレイスを立ち上げると、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が発表した。
Instagram Liveに出演した同氏は、これを記念してバレンシアガ、プラダ、トム・ブラウンと提携し、ファッショナブルな商品を提供すると述べている。

これらのブランドがメタバースにおけるファッションのキックオフのために参加してくれることは本当にありがたく、誇りに思います。

この機能は、今後数カ月のうちにインスタグラム、フェイスブック、メッセンジャーに導入される予定となっている。
今回の導入に対してインスタグラムのファッション・パートナーシップス部門ディレクターのエヴァ・チェン氏は以下のように述べている。

ファッションは究極的には芸術であり、自己表現です。
そして今、プラダ、バレンシアガ、トム・ブラウンを着ることができるようになり、これから何が生まれるか楽しみです。

メタ社は2004年に発足して以来、フェイスブック等を中心としたSNSで利用者を増やして急成長を遂げていたものの、企業体質やサービスの管理に問題があるとして批判が高まっていた。
そういった中で昨年10月に社名をメタ・プラットフォームズ社に変更し、仮想空間事業にシフトチェンジを図っている。

ファッション業界ではラコステのNFT開始やグッチやバレンシアガなどの仮想通貨決済対応など、Web3や仮通貨分野への進出が増加しており、マッキンゼーの調査ではメタバースは2030年までに5兆ドル(約674兆円)規模の産業になる可能性があるとされている。
また、同社の調査では米国の消費者の約70%がデジタル・アイデンティティは現実のアイデンティティと同じくらい重要であると回答しており、ファッションがメタバースの中で大きな産業の一つになると指摘している。

この記事を読んだあなたへのおすすめ↓↓↓

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事はTHE BLOCKの「Meta partners with Balenciaga, Prada, and Thom Browne and launches digital fashion marketplace」を参考にして作られています。