イギリスが市場へのブロックチェーン導入をテスト

イギリスは来年、株式取引や債券決済など伝統的な金融業務に対してブロックチェーン技術のテストを開始する。このイノベーションの主な使命は、イギリスを世界的な仮想通貨ハブとして確立することだと財務省が発表した。

イギリス財務省の金融当局のトップの一人であるGwyneth Nurse氏によると、ブロックチェーンの導入は、イギリスの金融市場を近代化し、効率を向上させるための大きな方法であるとのことだ。導入によって、今よりもずっと早く証券を発行できるようになる可能性も伝えられている。

規制当局の監督下でブロックチェーン利用プロジェクトを立ち上げ、テストする過程では、サンドボックスモデルという実際の顧客を巻き込んだ実験的な枠組みを活用する。これは、イギリスの規制当局がフィンテック企業の開発に初めて適用したモデルと同じものだ。

同省の関係者によると、デジタルポンドに関する作業はすでに進行中で、イングランド銀行と財務省の両責任機関がデジタルポンドに関する共同評価を行い、今年後半には公開討論に付される予定だという。

しかしNurse氏は、デジタルポンドが利用可能になるのは次の10年の後半になるだろうと述べている。

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この記事は、U TODAYの「Britain Is Making Moves Toward Becoming Global Crypto Hub, Plans to Implement Blockchain into Traditional Markets」を参考にして作成されています。