ビットコインは持ち合いを形成

BTC採掘シェア争いに中国が復帰

英ケンブリッジ大学の傘下のCCAFが、ビットコインネットワークにおける22年1月時の国別のハッシュレートを示したチャートを更新しました。

公開されたデータでは、21年5月時まで全体の約半数のシェアを持っていたものの、5月にマイニングの禁止令が発令されたことでシェアを激減させていた中国でマイニングの活動が再開されていることが分かりました。

現在になってシェアが急増している理由にとしては、5月の禁止令は過去最も厳しいものであったため多くのマイナーが海外へ活動拠点を移したとされていましたが、実際は中国当局の取り締まりに対する懸念からハッシュレートをゼロとして扱っていたためではないかと述べられています。

テクニカル

ビットコインは3万ドル付近で横ばいの推移が続きました。

4時間足レベルでの三角持ち合いの形成に伴って、だんだんと先端に近づいているためとも考えられます。

今後の値動きとしては、持ち合いを抜けた後の動きに注目です。

本日の戦略

日足環境分析

<トレンド>
レンジ相場
移動平均線:横向き
MACD:マイナス値、下向き
<バリュー>
RSI:平均的
BB:-1σ〜-2σ
<出来高>
普通

日足チャート

4時間足チャート

1時間足チャート

上昇のシナリオ

エントリー:28,600ドル〜28,000ドル
利確:33,000ドルから徐々に
損切り:28,000ドルを実体で下抜け(4時間足)

下落のシナリオ

エントリー:オレンジ色のトレンドラインで反落
利確:赤色のチャネル下限
損切り:オレンジ色のトレンドラインを実体で上抜け(1時間足)

見解

ビットコインは現在持ち合いを形成していますが、一旦は下に抜けてくるのではないかと考えています。

4時間足レベルでは持ち合いの中で三尊を形成しているとも捉えられるので現在ロングを持っている人は注意が必要かと思います。

ただ、下抜け後は安値付近まで価格を落とし、短期的には上昇に転じるのではないかと考えています。

安易のポジションが狩られやすい相場が続いているので、エントリーする際は出来るだけ引きつけるようにしましょう。