ビットコインは続落

FRBが量的引き締めを急ぐ姿勢を見せる

FRB(米連邦準備理事会)が金融引き締めを急ぐ姿勢を見せています。

FRBは12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)でテーパリングの早期終了を決定。3月のテーパリング終了と同時にゼロ金利を解除して利上げを再開することが予想されます。

5日に公表された12月のFOMCの議事要旨には、「従来よりも速いペースで利上げをすることが正当化されるだろう」との判断が固まりつつあることが明らかになりました。

また、量的引き締めに動く考えを表明したことは市場には大きなサプライズとなりダウ平均や日経平均も大きく下落する展開となっています。

早ければ3月半ばのFOMCで利上げに動く可能性がある中で、今後仮想通貨市場にどう影響してくるのか、引き続き金融政策の動きには注目する必要があるでしょう。

テクニカル

12月前半からレンジ相場が続いていたビットコインですが、昨日6日にレンジ下限を割り下落しています。

本日は12月4日につけた下ひげを割り込む展開となり、41,000ドルの安値を記録しました。

直近4時間足レベルでは安値で反発する値動きとなっていますが、弱気トレンドは継続となるでしょう。

今後の値動きとしては、心理的に意識される40,000ドル付近で下落を止めることができるか注目です。

本日の戦略

日足環境分析

<トレンド>
レンジ相場
移動平均:上向き
MACD:マイナス値、横むき
<バリュー>
RSI:普通
BB:-1σ~-2σ
<出来高>
平均的

日足チャート

4時間足チャート

1時間足チャート

上昇のシナリオ

エントリー:39,500ドル
利確:45,700ドル
損切り:37,300ドルを実体で割った時(4時間足)

見解

ビットコインは42,000ドルの安値を割り込み続落する展開となっています。

今後も安値で買い戻す戦略でよいでしょう。