リラの下落に伴いトルコで仮想通貨取引が急増

トルコの仮想通貨取引が、3月以来初めて1日100万件を超えるまでに急増したと、ChainalysisとKaikoのデータを引用してロイター誌が報じている。同レポートによると、トルコのリラが9月以降40%近く下落した中で、1日あたりの取引件数が100万件を超えるまでに回復したとのことだ。

中央銀行の総裁であったナチ・アグバル氏の解任は、トルコのインフレ懸念に火をつけ、リラが10%以上急落する原因となった。その後比較的安定した時期が続いたため仮想通貨の取引は減少していたが、直近のリラ急落の後、1日当たりの取引は再び100万件を超えている。

ロイター誌によると、今回の仮想通貨取引の増加はビットコインが11月に価格を大幅に伸ばしたことも影響しているという。

トルコではビットコインとUSDTが最も広く利用されていると報告されている。中央銀行が商品やサービスの支払いに仮想通貨を使用することを禁止して後、トルコ国民はますます仮想通貨に乗り換えているという報告があり、エルドアン大統領は国は仮想通貨と戦争状態にあると発言している。

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この記事は、Bitcoin.comの「Turkish Lira Slump Contributes to Rise in Turkey's Daily Crypto Trades to Over One Million」を参考にして作成されています。