BTCは上値重く、底堅い展開に

仮想通貨は資金流入が相次ぐ

仮想通貨市場は全体的に調整局面に入りつつある中、11月19日までの1週間にかけて、約180億円(約1.5億ドル)の資金流入を記録しました。
ビットコイン価格は10%以上の下落する調整がありましたが、依然として投資家は強気の様子が伺えます。

銘柄別では、ビットコインが130億円(約1.1億ドル)と最多の資金流入を記録し、次いで複数の銘柄を含む投資商品を表す「マルチアセット」系が16億円(約1,410万ドル)、3位にイーサリアムが14億円(約1,260万ドル)と続く展開となりました。

特にイーサリアムは直近1ヶ月で総額90億円(8,000万ドル)にのぼり、4週連続の資金流入を記録しており、ソラナ(SOL)やポルカドット(DOT)もそれぞれ850万ドル(約9.8億円)、500万ドル(約5.7億円)の資金流入がありました。

また、直近はThe Sandboxの基軸通貨SANDの価格が急騰しており、7ドルの大台を突破するなどメタバース、NFT関連銘柄の価格上昇が顕著となっています。

テクニカル

19日に55,500ドルの底値まで下落したビットコインですが、同ラインで反発し60,000ドルまで価格が上昇しています。

しかし、6万ドルの高値を突破することができず反落すると再び55,500ドルまで下落しました。

底堅いかつ上値が重い展開が続いている状況ですが、現在は徐々に値幅を狭くさせています。

今後値動きとしては、55,500ドルの安値を割らずに推移できるかが重要となってくるでしょう。