仮想通貨決済をまもなく再開する可能性を示唆

イーロン・マスク氏が率いるテスラ社は、仮想通貨決済サービスをまもなく再開する可能性を示唆している。仮想通貨は「長期的に現金に変わる流動的な代替手段」となる可能性があると考えている。

9月、同社はデジタル資産を使った購入サポートの再開を視野に入れていることを示唆。米国証券取引委員会(SEC)への四半期ごとの報告で「将来的に仮想通貨での決済サービスを再開する可能性がある」と述べている。

同社は価値の貯蔵庫および支払い手段としての仮想通貨資産を長期的に信じることを表明し、次のように述べている。

我々は、投資としてまた現金に代わる流動的な手段として、デジタル資産の長期的な可能性を信じています。

同社は、今年の1月から3月にかけて、電気自動車の購入時にビットコインでの支払いを受け付けていた。この動きはビットコインの受け入れの一環として行われたもので、2021年の第1四半期中に15億ドル(約1,695億円)相当の資金をビットコインに投資していた。

しかし、ビットコインへの支援は、環境に悪影響を与えるという認識にもかかわらずビットコインを支援したことで批判を受けてすぐに棚上げされた。

6月、イーロン・マスク氏は、ビットコインのハッシュレートの半分以上を再生可能エネルギーで賄えれば、ビットコイン決済サポート再開を検討すると示していた。

テスラ社のイーロン・マスク氏が仮想通貨決済サービスを再開する可能性を示唆している仮想通貨業界。仮想通貨は投資や現金に変わる代替え手段として認知されるにつれてサービスに取り込まれていくことだろう。だが一方で、環境に対する配慮も重要な要素となる。これからも、仮想通貨のサービスと環境との関係について注目していきたい。

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この記事は COINTEREGRAPH「Tesla hints it may soon resume support for crypto payments」を参考にして作成されています。