スリランカのEコマースプラットフォームKaprukaが仮想通貨決済を導入

スリランカの大手オンライン小売業者であるKaprukaの創設者兼会長のDulithHerath氏は、仮想通貨決済を導入する計画を発表。このニュースは、南アジアの国がブロックチェーンを規制し、仮想通貨業界からの投資を引き付けるための法律を採用する努力を強化していることを受けたものである。

スリランカのデイリーミラー紙によると、幹部は次のように述べている。

Kaprukaは、今後数週間以内に仮想通貨の支払いを受け入れる予定です。

Kaprukaは、2005年にスリランカの起業家でウェブテクノロジーのスペシャリストによって設立。スリランカ最大のインターネット小売業者として長年にわたってその地位を確立してきた。コアビジネス以外にも、国境を越えた電子商取引の輸出やラストワンマイル配送、決済ソリューションやB2Bベーキングサービスなど、様々な分野に進出している。

地元企業で最初に仮想通貨化を導入したのは、マウンテンバイクのツアーやホリデーを企画するプラットフォームであるMTB.lk。Kaprukaは現在、顧客に仮想通貨による支払い方法を提供するスリランカで2番目の企業になることを目指している。

一方で、スリランカの政府は、仮想関連の活動を規制し、業界からの投資を誘致するために準備を進めている。公的機関と民間機関の専門家からなる委員会を設置、国内のデジタルバンキングやブロックチェーン技術を促進するために必要な法律や規則に関する報告書を作成した。

スリランカのEコマースプラットフォームで仮想通貨決済の導入が進んでいる仮想通貨業界。信頼性と利便性の高まりとともに導入が進んでいくことだろう。だが一方で、政府レベルでの規制の整備も重要な要素となる。これからも、仮想通貨決済の導入事情と規制の整備の関係について注目していきたい。

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この記事はBitcoin.com「Sri Lanka’s E-commerce Platform Kapruka to Introduce Crypto Payments」を参考にして作成されています。