投資会社のSkybridge Capital社の最高経営責任者であるAnthony Scaramucci氏は、仮想通貨への機関投資ブームは大きく誇張されていると主張。ほとんどの機関投資家は投資対象としての仮想通貨に興味をもっておらず、仮想通貨に積極的に投資しているのはわずか10%だと述べている。ビットコインや仮想通貨が機関投資家に受け入れられるまでにはまだ長い道のりがあると考えている。
Anthony Scaramucci氏は、次のように述べている。
機関投資家はそこにはいません。この分野に機関投資家が参入していると言っている人は、まったく正直ではないか、私が見ていない何かを見ているのだと思います。
この考え方は、仮想通貨の市場全体が個人投資家によって推進され機関投資家が実際に仮想通貨空間に参入するとき、彼らはそれに大規模な後押しを与えるだろうと考えている。
投資家に分散型ファイナンスは、今年の仮想通貨市場を牽引した大きなトピックの1つである。仲介業者なしで金融サービスを取引してアクセスする能力は重要な特徴。しかし、機関投資家はまだ仮想通貨への投資に警戒する。この分野には明確な規制がないと主張する人もいる。米国を拠点とする主要な仮想通貨取引所の1つであるCoinbaseは、仮想通貨ベースの融資商品を立ち上げようとしたところ、米国証券取引委員会(SEC)に止められた。
機関投資家に注目されつつある仮想通貨市場。機関投資家が参入し注目が増していくことだろう。だが一方で、明確な規制を設けることも重要な要素となる。これからも、機関投資家と仮想通貨市場と関係について注目していきたい。
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この記事はBitcoin.com「Skybridge Capital's Scaramucci on Crypto Boom: 'The Institutions Are Not There'」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner