イーサリアムは9月20日未明から21日にかけて700ドルほどの暴落を起こしたが、DeFiプロジェクトへの注目は日に日に高まっているようだ。9月25日現在、DeFiプロジェクトでロックされているイーサリアムは約783万ETH(約2兆5,000億円)に及んでおり、最高値を更新し続けている。
9月20日は中国恒大集団のデフォルト危機が暴落を引き起こし、多くの仮想通貨が影響を受けた。イーサリアムも例にもれず暴落を起こしたものの、DeFiにはあまり影響がない。DeFiプロジェクトでロックされているイーサリアムは9月15日の約695万ETH(約2兆2,200億円)を底に、本日まで順調に増加している。
DeFiプロジェクトの中では「Aave Finance(AAVE)」「 Compound Finance (COMP)」「Instadapp」 「Uniswap (UNI)」「 Curve Finance (CRV)」の5つが人気がある。DeFiに関するデータを提供するDeFi Pulseによると、この5つだけで、全体の85%にあたる約690万ETH(約2兆2,000億円)が集まっているという。
この24時間では「Yearn.Finance(YFI)」と「Rari Capital(RGT)」が二桁以上の上昇幅を見せた。
現在イーサリアムの価格は下落しているものの、DeFiプロジェクトには多額の資金が集まっている。約783万ETH(約2兆5,000億円)という金額は「Telenor」「Credit Suisse」「Suzuki」「Warner Music Group」といった世界的な企業の時価総額に匹敵する。今後イーサリアムの価格とともに、DeFiプロジェクトにも併せて注目していきたい。
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この記事は、u.todayの「ETH Locked in DeFi on Historic Highs: Details」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 ichi-suke