エルサルバドルのChivoウォレット、1週間で50万件の登録

エルサルバドル国営の仮想通貨専用の財布である「Chivo」ウォレットは、1週間で50万人が登録されていることが明らかになった。

エルサルバドルの大統領のネイブ・ブケレ氏は、国有のChivoウォレットの最新情報と、利用促進に向けた同国の取り組みに関する内容をTwitterで公開している。

ネイブ・ブケレ氏は、ChivoのATMが、エルサルバドルには200台、米国に50台設置されていることを明かした。米国のロサンゼルスやサンフランシスコ、アトランタやシカゴ、ダラスやヒューストン、エルパソやエルドラールなどの各都市には、ChivoのATMが設置されている。

ネイブ・ブケレ氏は、Chivoの登録者数が急増したため、技術的な問題が発生したことを理由に、現在、新規ユーザーは国営のビットコイン・ドル口座に登録できないと説明している。しかし、技術的問題の95%はすでに修正されており、残りの問題も数日中にはすべて解決されることを期待している。

Chivoウォレットユーザーは、世界中のクレジットカード、デビットカード、ギフトカードを利用して手数料ゼロでチャージ。5ドル(約550円)以上のビットコインを他のウォレットに送金できなかったが、0.01ドル(約1円)から送金できる。

Chivoウォレットアカウントの使用は任意だが、50万人以上が登録しており、大手企業でビットコインでの決済を可能にした。現在、エルサルバドルでビットコイン決済を受け入れているのは、マクドナルド、スターバックス、ウェンディーズ、ダラーシティ、チャイナウォックなどの大手企業である。

ウォレットの普及が進んでいる仮想通貨業界。利便性を求めて今後の普及していくことだろう。だが一方で、取引量に対応したシステムの強化も重要な要素となる。これからも、仮想通貨ウォレットの普及とシステム強化の動向について注目していきたい。

⇩この記事を読んだあなたへのおすすめ⇩

重要ファンダや相場分析レポートはアプリでも好評配信中

>>App Store >>GooglePlay Store >>詳細を見る

この記事はBITCOIN MAGAZINE「EL SALVADOR’S CHIVO WALLET SAW 500,000 REGISTRATIONS IN ONE WEEK」を参考にして作成されています。