仮想通貨関連企業の時価総額、2021年の8ヶ月間で急速な上昇

Coin Shares Researchが発行した「The Arrival of Cryptocurrency Stocks」という名称のレポートによると、2021年１月から８月までの8か月間で、時価総額1,000億ドルに近い仮想通貨関連企業の数が急速に増加したという。これは、2019年・2020年の合計に相当するといい、仮想通貨業界全体の成長が読み取れる。

過去数年間、仮想通貨関連企業のうち上場企業の多くは中国マイニング企業が占めていた。しかし今年4月、米国最大の取引所Coinbaseが上場したことで、業界の時価総額は爆発的な増加を遂げた。

それでも、当該レポートによると、依然としてマイニング関連企業のパフォーマンスは高い模様。実際、中国政府によるマイニング規制後のビットコインマイニングハッシュレートの低下などに伴い、マイニング関連企業の時価総額は約121％もの増加を記録している。

過去数ヶ月間における仮想通貨業界の変化について、CoinSharesResearchは以下のようにコメントした。

「確かに仮想通貨セクターは急成長を遂げているセクターであり、日々新たなビジネスが出現しています。これは循環的なセクターであり、私たちの分析では、新規参入者と仮想通貨の価格の間に高い正の相関関係があることが明らかになりました。新たな企業の出現が投資家にとっても魅力的なこと…である可能性が高いです。」

インド中央銀行元総裁「仮想通貨には潜在的な将来性ある」｜現在政府の姿勢とは対照的
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この記事は「Market cap of crypto mining firms surged 121% this year: CoinShares Research」を参考にしています。