「NFTアートってワードを最近聞くけど、よくわからないんだよなあ」

このように思う方、多いのではないのでしょうか。

実際、NFTアートは凄く話題になっているものの、NFTが持つ課題や将来の展望をきちんと理解できている人は少ないと思います。

本記事では、日本初のブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」やSNSで話題の大ヒット作品「ぴえんシリーズ」、iOS、Android両方で、無料ゲーム1位を獲得した「PUI PUIモルカー もぐもぐパーキングを手掛けており、今春からNFTアート事業もスタートさせている株式会社グッドラックスリーの井上社長にNFTが抱える課題や将来の展望についてお聞きしてきました!

NFTは所有権に紐づいている

木田:暗号資産の総合情報サイトCoinPartnerを運営している木田です!よろしくお願いします!

井上社長:よろしくお願いします!

木田:早速なのですが、NFTの本質に迫る質問をさせてください。
NFTを購入することで得る権利ってどこに紐づいていますか?

井上社長:基本的には所有権に紐づいています

木田:著作権には紐づいていませんか?

井上社長:著作権までは移行していません。
例えば、ピカソの絵を購入した場合、その絵の著作権までを買えるわけではないですよね。
NFTアートの場合でもそれは同じです。

木田:なるほど。ユーザーからすると、デジタルアートの所有権って分かりづらいという意見があると思います。
自分で実際に現物のアートを所有していれば分かりやすいのですが、デジタル上であれば誰でも作品を見れちゃいますよね。

井上社長:それはデジタルアートの広がりによって解決できると思います。

木田:デジタルアートの広がり?

井上社長:現物のアートを所有していたら、自分の家で飾って友人に見せることができたり、ギャラリーの展覧会に出してレンタルで収益を上げたりとか様々なことが出来ると思います。

木田:その通りですね。

井上社長:デジタルの世界でも現実の世界と同じようなことができれば豊かになると思います。つまり、NFTの所有権を活用できる場です。そういう意味での、デジタルアートの広がりですね。

マーケットの形成でNFTは発展する

木田:そのためには大きな壁がいくつかありそうですね。

井上社長:そうですね。中でも一番重要なのは、コピーすれば見られるという世界を防ぐことだと思います。
単純コピーするだけでは出来ない価値をデジタルアートに付けていく必要がありますね。

木田:例えばどういうデジタルアートがありますか?

井上社長:例えば、3Dのインタラクティブデジタルアートとかは、画面上で簡単に単純コピーして同じ作品を体験できるかというと、コピーのハードルは格段に上がりますよね。現状でも単純コピーしづらいものは価値を持ちやすいですよね。

木田:なるほど。

井上社長:また、堂々と自分が所有している作品を公表できるかって部分もコピー作品にはない価値ですよね。

木田:確かにそうですね。コピー作品では見ることしかできませんもんね。

井上社長:デジタル展覧会みたいなものが発展してくれば、そこにコピー作品を出すことができないのでより本物のデジタルアートの価値が上がってきますよね。

木田:この作品は自分が所有していますって堂々と公表できるっていうことですね。

井上社長:そうですね。例えば、くりぷ豚ではアプリ内の農場に自分の持っている豚を放牧しておけるので、他のユーザーに見せることができる仕組みがあります。ダイヤモンド豚という100ETH(インタビュー時の価格で約3400万円)の価値がある豚なんかは目立ちますね。

木田:展覧会みたいな状況ができているってことですね。

井上社長:NFTを活用できる場があって、貸すことができたり、売ることができたりという、マーケットが形成されているかどうかということが大事ですね。

NFTが盛り上がるために大切なのは気軽さ

木田:なるほど。今のNFTの盛り上がりや課題などについてお聞きしてもいいですか?

井上社長:2021年の3月頃はめっちゃ盛り上がっていましたよね。でも今はある程度落ち着いています。
ですが、日本のNFTマーケットが形成されつつあるのでもうひと盛り上がりあるかもしれません。

木田:もうひと盛り上がりを確実に呼び込むためには何が必要だと思いますか?

井上社長:一般の人も気軽に参加できるようになるかって言う部分だと思います。そこはまだ壁があるかもしれません。

木田:具体的にはどういう壁がありますか?

井上社長:リテラシーが必要という部分ですね。

木田:確かに一定のリテラシーがなければ難しいですよね。

井上社長:ブロックチェーンゲームとかと比べるとNFTアートはそこまでリテラシーを必要ないのですが、一般の人向けにより使いやすくすることが大事になってくると思います。

グッドラックスリー、積極採用中

木田:グッドラックスリーさんはNFT事業もしており未来が明るいなと感じています。
グッドラックスリーさんでは、現在採用はしているのでしょうか?

井上社長:採用中です
デザイナーやプログラマーなどが自分の職種関係なしに意見を出し合っている会社なので、クリエイターの自主性、創造性が発揮できます。

木田:それは素晴らしいですね!
会社としてどういうことを大事にしているんですか?

井上社長:社員が気持ちよく働けているのかっていう部分を凄く大事にしています
食べることに困らず、生活で悩みがない状態で、楽しんで開発できる環境を創って参ります。
そのために、価値を出せ、価値を出せというのではなく、安心安全が担保されていることを意識しています。

木田:とても魅力的だと思います!
グッドラックスリーさんとしては、どういう人材を求めているのでしょうか?

井上社長:自分でPDCAを回せるような好奇心旺盛の人を求めています!
イノベーティブな開発には、未経験なことがあるのは当たり前なので、Google先生やその道のプロに教えてもらいながら、必要なことをちゃんと学習して学ぼうという姿勢を見せてくれる人が嬉しいですね。

木田:ありがとうございます!
今後の展望についてもお聞きしてもよろしいでしょうか?

井上社長:世界中の人々をワクワクさせて、幸せに、笑顔にしたいというのは創業当初から変わっていません。
そのために、働いている人たちが快適な環境で良いものを創れる仕組みを作ったり、興味を持って燃えられる分野で勝負していきたいと思います。

木田:長い時間ありがとうございました!
最後に、採用情報について教えてください!

井上社長:まずは一緒に働いてみるのが良いと思うので、社会人インターンという形で1,2週間働いてみるのがいいかなって思います。
面接は、言ってしまえば仮面舞踏会で、クリエイティブな仕事は仮面をつけていても仕方がないので、ある程度一緒に仕事をしていければと思います。
グッドラックスリーについて少しでも気になった方は是非こちらからお申込みいただきたいです!

井上社長の主張はとても分かりやすかったですね!

  • NFTは所有権に紐づいている
  • デジタル展覧会などのマーケットの進化がNFTアートの発展を促進する
  • NFTアートを扱うためにはリテラシーが必要な部分もあるが、一般向けに使いやすくしていく

井上社長の話から、NFTが抱える課題や将来の展望について理解できた方も多いのではないでしょうか。

また、グッドラックスリー社が持つ考え方も大変興味深かったです!インタビューをしていて井上社長の人柄の良さがひしひしと伝わってきました!

ぜひ、グッドラックスリー社に興味がある方は、井上社長と働いてみたいと思った方は下記のリンクからご連絡ください!

グッドラックスリーに話を聞きに行く