7月には30,000ドル(約330万円)割れを記録したビットコインであったが、その後は大幅な上昇を記録している。
8日には45,000ドル(約496万円)を突破する場面が見られた一方で、大規模なショートポジションの清算が発生している。

ビットコインの45,000ドル突破でショートポジションの清算が発生

ビットコインやその他の仮想通貨が数ヶ月間の下落トレンドの後に急上昇を見せているため、大規模なショートポジションの清算が発生している。
Bybt.comによる清算ダッシュボードによると、8日までの24時間で仮想通貨全体で約5億ドル(約551億円)が清算されたとのことだ。
ビットコイン全体の清算は2億1400万ドル(約235億円)に上り、そのうちのショートポジションの清算は1億3000万ドル(約143億円)となっている。
また、今回の清算の多くはBybit、OKEx、Binance、Huobiで発生しているようだ。

(参考:Bybt)
そしてイーサリアムでも同様にポジションの清算が発生している。
イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」の後に3,000ドル(約33万円)を突破したため、2億3400万ドル(約257億円)という莫大な額のショートポジションが一晩で清算された

CoinGeckoのチャートによると、仮想通貨全体の時価総額がこの数日間の上昇により8日に約1.9兆ドル(約209兆円)に到達した。
これは5月中旬以来の高水準となっている。
また、現在のビットコインは、45,000ドルからの下落傾向が続いていたが9日4時台からは上昇が続いている。

(参考 TradingViewのBTCUSDTチャート 1時間足)
果たしてビットコインは再び45,000ドルを突破して更なる上昇を見せるのだろうか、今後の推移に注目したい。

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この記事はU.Today.の「$130 Million in Shorts Liquidated as Bitcoin (BTC) Is Back Above $45,000」を参考にして作られています。