2020年、大人気Youtuber「もこう」をCMで起用したこともあり話題となったブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」。そんなクリプトスペルズ(以降クリスぺ)を筆頭にブロックチェーンゲーム業界はまたとないほどの盛り上がりを見せています。

今回は、国内初のブロックチェーンゲームの本も執筆しているブロックチェーンゲーム廃猫さんに、ゲームが上手くなる方法やブロックチェーンゲームでの稼ぎ方を徹底解説してもらいました!

ブロックチェーンゲームで月にいくら稼ぐことができるのか、どんなゲームを選んでどのように遊べば儲かるのか。現在はNFTの本も執筆している廃猫さんから学んでいきましょう!

国内初のブロックチェーンゲーム本を出版

ブロックチェーンゲームで遊んでいる廃猫です。

私は2021年に国内初のブロックチェーンゲーム本を執筆、出版しました。

私は、元は引きこもりのゲーム廃人でした。しかしある日プログラミングに出会ったことをきっかけに、ゲームを作る側の楽しさを知りました。ゲームをただ消費するのではなく、作り手としてゲームに関わることに惹かれていきました。

ゲーム作りにのめり込み、工学の博士号を取得しました。スマホアプリの会社を創業し、その後売却しました。

現在は新たな会社を経営しながら、e-Sportsプロゲーマー&プログラマー育成校のアドバイザーを務めています。執筆活動においては、NFTの本を現在執筆しており、2021年内の出版を予定しています。

ブロックチェーンゲームで月に数十万円稼ぐことは可能

ブロックチェーンゲームの魅力は大きく3つあります。「ゲームとして面白いこと」、「ブロックチェーンの最先端を体験できること」、「ゲームでお金が稼げること」です。

ブロックチェーンゲームで月に数十万円稼ぐことは可能です。

ブロックチェーンゲームで稼ぐためには、大きく2つの観点が必要です。

1つは「稼ぐことができるゲームを選ぶこと」、もう1つは「そのゲームの中でも収益性の高いアイテムを手に入れること」です。

これから伸びそうでゲームとして夢中になれる面白さのあるゲームを選ぶ

1つ目の稼ぐことができるゲームの選び方を説明します。

徐々に、特に海外のブロックチェーンゲームの中には、収益性の高いものが出てきています。ただしブロックチェーンゲームの中には、ほとんど稼ぐことができないゲームも存在します。

ゲームによって収益性が大きく異なるため、ゲーム選択が大切になります。

収益性の高いゲームを選ぶ指標として、ゲームのプレイヤー数と暗号資産であるガバナンストークンを発行しているかどうか、という点が挙げられます。ゲームのプレイヤー数が多ければ、ゲームアイテムの価値も高くなり、収益性が上がります。

ゲームのプレイヤー数を基準としたゲーム選択の戦略は、2つあります。

「ゲームのプレイヤー数が既に多く、稼ぐことができている人が多いゲームを選ぶか」、「まだそれほど収益性は高くないけれど今後プレイヤー数の増加と収益性の向上が期待できるゲームを選ぶか」、です。

前者の具体例としては、育成ゲームの「Axie Infinity」やプロサッカーゲームの「sorare」が挙げられます。後者の例ではカードゲームの「Splinterlands」が挙げられます。

また、暗号資産であるガバナンストークンを発行しているゲームの方が、収益性が高くなる傾向にあります。

ブロックチェーンゲームの「Axie Infinity」や国内ブロックチェーンゲームの「マイクリプトヒーローズ」はガバナンストークンを発行しています。ブロックチェーンゲームの「Splinterlands」は今月からガバナンストークンの発行を予定しています。

私は、これから伸びそうでゲームとして夢中になれる面白さのあるゲームを選んで遊んでいます。
その理由としては、稼げるけれど面白くないと感じるゲームは、長期的には人気が下がりますし、そのゲームをプレイする時間が勿体ないと考えているからです。

ブロックチェーンゲームを楽しむコツは、ゲームを楽しみ、適度に投資し、そこそこの収益を得ることを目的にすることです。 

パッシブ・インカムにつながるアイテムを所有する

ブロックチェーンゲームで稼ぐための2つ目の観点である、ゲームの中でも収益性の高いアイテムを手に入れること、について説明します。

一般的に、お金を稼ぐ方法は2種類あります。

よく使われる例え話を紹介します。山奥に2つの村があります。どちらの村人も飲み水を得るためには下山して川から水を運ぶ必要があります。1つの村はひたすら桶で水を運び続けました。もう1つの村は、桶で水を運びつつ、川から村までの水路を少しずつ作りました。数年後、水路を作った村は水を運ぶ必要がなくなり、自由な時間が増え、豊かになりました。水はお金の例えです。

この話のように、お金を稼ぐ方法は、「桶で水を運ぶアクティブ・インカム」か、「水路を作るパッシブ・インカム」の2つがあります。

ブロックチェーンゲームのアイテム(NFT)の中にも、アクティブ・インカムに繋がるものとパッシブ・インカムに繋がるものがあります。

お金を稼ぐことを目的とするのであれば、パッシブ・インカムに繋がるアイテムを所有することが近道です。そのようなアイテムの例として、国内最大級のブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」の「ギルドストック」とよばれるNFTが挙げられます。

「クリプトスペルズ」にはギルドというプレイヤーが属するチームが5つあります。「ギルドストック」の保有者には、そのチームのメンバーがゲーム内で課金した15%が、暗号資産であるETHで配られます。収益面だけでなく、ゲーム作りに参加できる点も魅力の1つです。

ブロックチェーンゲームのアイテムの中には、このようにパッシブ・インカムに繋がるアイテムが存在しているケースが多いのです。

ただし注意点としては、ゲーム内アイテム(NFT)を投資対象とみなすと、整備されている金融商品(株式や国債など)と比べてリスクが相応に高いことです。最終的な投資の意志決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

 ⇩この話をもっと詳しく知るには⇩

参考記事:チャンピオンプレイヤーによるブロックチェーンゲームSplinterLandsの始め方・遊び方・稼ぎ方

上手にゲームをプレイするには攻略法を学ぶ

どのゲームでもそのゲーム特有の、将棋で言うところの定跡のような攻略法があります。

効率的にゲームをプレイするには、すでにそのゲームに習熟している人から教えてもらうか、攻略記事を読むことをおすすめします。

ゲームによって、ゲームプレイのスキルの高さに重きをおいているか、課金額に重きをおいているかが変わります。そのため自分の状況に合わせてゲームを選ぶ必要があります。

ブロックチェーンゲームが既存のゲームと異なる点としては、ブロックチェーンゲームは暗号資産や分散型金融のDifiをゲームプレイの延長として使うため、暗号資産関連のリテラシーが要求されることが挙げられます。

ブロックチェーンゲームは無料で簡単に始められる

ブロックチェーンゲームは、パソコンのブラウザもしくはスマホアプリで簡単に始めることができます。

最初にプレイするゲームとしては、国内最大級のブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」をおすすめします。

「クリプトスペルズ」は無料で始めることができます。「クリプトスペルズ」の始め方は以下の記事で詳しく紹介しているため、よければご覧ください。

【クリスペ】ブロックチェーンゲームCryptospells(クリプトスペルズ)の効率的な始め方・遊び方・稼ぎ方を丁寧に解説!【2021年最新版】

NFTの普及に最も貢献するのはゲーム

NFTにはアート、証明書、ゲームのアイテムといった様々な種類があります。

私は、NFTの普及に最も貢献するのはゲームだと思います。

その理由としては、従来のゲームの潜在的な課題を、NFTが解決していることが挙げられます。ここでは従来のゲームの潜在的な課題を3つ説明します。

1つ目は、アイテムの希少性(価値)が保障されていないことです。ブロックチェーンゲームでは、ゲームアイテムがNFTの形で発行され、発行枚数が決まっているため、アイテムの希少性が保証されます。

2つ目は、アイテムは1つのゲーム内でしか使えないことです。ブロックチェーンゲームでは、アイテムが共通の規格で作られているため、一部のアイテムは他のゲームで使用することができます。

3つ目は、アイテムをお金にできないことです。ブロックチェーンゲームでは、アイテムはNFTマーケットで売買可能です。

このようにブロックチェーンゲームは、既存のゲームの潜在的課題を解決し、よりユーザーに優しいゲームを実現しています。

そのため既存のゲームで遊んでいた人たちが、徐々にブロックチェーンゲームに流れ込み、ブロックチェーンゲームの人口が広がると考えられます。そうなれば、ゲームのアイテムの形でNFTが更に普及すると思います。

最後に

現在、「クリプトスペルズ」のギルドオーナー権のオークションを2021/7/10の22時まで開催しています。

ギルドオーナーは世界で4人しかいません(内1つはブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ」運営のdouble jump tokyo)。

5人目に興味がある方はぜひ下記の記事を一読ください。

【クリプトスペルズ】エメラルドのギルドオーナー権オークション開催!【ギルドストックを売る理由と売らない理由】