CABEI(中央アメリカの多国間開発銀行)は、エルサルバドルへ導入支援を表明

ビットコインの法定通貨案が可決されたエルサルバドルに対し、CABEI(中央アメリカの多国間開発銀行)は導入に向けて技術支援を行なっていくと表明した。

CABEIは中央アメリカ地域の経済的な発展を促進する金融機関であり、本社をホンジュラス、支店はグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマに構えている。CABEIの総資産は135億ドル(1兆4,850億円)であり、エルサルバドルは強いサポートを得たことになる。

この支援は、CABEIの総裁であるDante Mossi氏によって発表されている。同氏は今回の支援について以下のように述べている。

ビットコインは、エルサルバドルに多くの機会を生み出すことになるでしょう。ビットコインはエルサルバドル人にとって本当に大きな取引です。私たちは、この方針をサポートする一員となれることを誇りに思います。

今後CABEIは、エルサルバドルの商業機関とエルサルバドル準備銀行とチームを編成していく予定である。

エルサルバドルのビットコイン法定通貨化は世界初の試みであり、同国が抱える様々な問題を解決することが期待されている。エルサルバドル周辺にはパナマやブラジルのように、同様にビットコイン法定通貨化を計画しているとされる国もある。今回のエルサルバドルの試みによって、他国が追従する可能性も十分に考えられる。

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