世界最大手ヘッジファンドBridgewater Associatesの創設者であり、ビリオネアトレーダーとして世界的に名を馳せるレイ・ダリオ氏が、ビットコイン(BTC)を新たにポートフォリオに加えることを広く提案した。
かつては“ビットコイン懐疑派”として知られていたレイ・ダリオ氏だが、ここ最近はビットコインに関して肯定的な発言が目立つ。ビットコイン市場の長期的な成長には各方面から大きな注目が集まっている。

億万長者投資家「ビットコイン(BTC)にポートフォリオ"20％"割り当てを」懐疑発言一転、仮想通貨に肯定的見解

大物投資家がビットコインに対する肯定的な姿勢を強調している。

世界最大手ヘッジファンドBridgewater Associatesの創設者であり、ビリオネアトレーダーとして広く知られるレイ・ダリオ氏が、昨今のビットコイン市場について自身の見解を公表した。先日、レイ・ダリオ氏はテキサスA＆Mビットコイン・カンファレンスに出席。現在の各国法定通貨の状況に懸念を示した一方で、加速度的に成長を続ける仮想通貨市場について以下のように語った。

「法定通貨の崩壊が脅かされている世界において、トレーダーらは幅広い資産に資本を割り当てるよう努力すべきだと考えます。(中略) 多様なポートフォリオが必要な今日、単一の資産を保有し続けるのには不安要素が生じます。」
「十分に分散された投資ポートフォリオを構築する際に、トレーダーはビットコインに…ポートフォリオの“20％”を割り当てる必要があると考えています。」()

「各国のビットコイン(BTC)関連規制には警戒」=レイ・ダリオ氏、細心の注意を呼びかけ

先月終わり頃も、レイ・ダリオ氏はビットコインについて自身の見解を示していた。
この際、同氏は仮想通貨の規制に関して言及。仮想通貨規制が進むインドを例に挙げ、「中央銀行にとっては、需要と供給を詳細に管理することができる自国通貨の方が都合良いでしょう。」「制御不能になる点を懸念してビットコインも…、政府から禁じられる可能性は十分にあります。」と説明していた。

いまや超有名投資家らも無視できない存在へと成長した仮想通貨・ビットコイン市場。レイ・ダリオ氏が言及したように、各国の関連規制状況には細心の注意を払いつつ、引き続き仮想通貨及びビットコイン市場の動向に注目していきたい。

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この記事は、www.kitco.comの「"Diversification is key as world faces currency debasement threat."-Ray Dalio」及びdailyhodl.comの「Longtime Bitcoin Skeptic Ray Dalio Recommends Allocating 20% of Portfolio to BTC.:Report」を参考にして作成されています。